2017年10月1日に開催された理事会は、唐崎建二氏(桑港赤門会会長)、鈴木由利子氏(さつき会アメリカ主幹事)の両氏をFUTI諮問委員に任命しました。この任命は、東大同窓生組織と緊密に協力しようというFUTIの方針の一環です。 

諮問委員会の委員長である小林久志教授は「唐崎、鈴木両氏を諮問委員会の新メンバーとしてお迎えすることが出来大変嬉しく思います。 両氏が代表する桑港赤門会やさつき会アメリカの皆様に「東大友の会」の活動やニーズをより深く理解していただく切掛けになると思います。両氏はスカラシップ受賞者達を、ピクニックや講演会などに招待して下さったりして、既にFUTIに貢献しておられます。米国内の他の東大卒業生グループの会長・理事長の方々にも諮問委員会へ参加いただけるよう望んでおります」と語った。両氏の経歴は以下の通り。

唐崎建二氏経歴:カリフォルニア州、バークレーに所在するローレンスバークレー国立研究所(LBNL)の研究員。研究テーマは亀裂や断層の卓越した岩盤中の水理である。当初は地下の流体流動の理論と数値解析を専門としていたが、近年は現場でのデータ収集と解析が興味の中心となっている。研究の応用範囲は広く、地下水資源の開発のみならず、油やガスの生産、核廃棄物の処分、汚染物質の移行、二酸化炭素の地下貯留等が挙げられる。

山口県に生まれ山口高校に通う。三年生の時、アメリカンフィールドサービスの生徒としてミネソタのリトルフォールズという町で1年を過ごす。帰国後、東大の理1に入学。伝説の駒場寮(十数年前に取り壊された)に4年近く住む。駒寮時代はアメフットの練習、アルバイト、およびデートで大半の時間を過ごす。いわゆる体育会系(東大では運動会系と言うが)である。なんとか学部を卒業し、工学部資源開発工学科の修士課程に入学。1979年にカリフォルニア大バークレー校の鉱物工学科の博士課程に留学。LBNLに最初は学生助手として雇われ、ポスドクを経て研究員となる。現在に至るまでかれこれ40年近くの研究所努めである。

私生活ではゴルフを頻繁に楽しみ、サンフランシスコ近辺の東大の同窓会である桑港赤門会の会長を務めている。桑港赤門会の会員数は200名ほど。

鈴木由里子氏経歴:1987年東京大学大学院理学系研究科で理学博士号取得。植物学(植物生理学)専攻。光合成の暗反応の細胞及び生体環境適応機構に関する生理生化学的研究を行った。国立共同研究機構基礎生物学研究所博士研究員、自治医科大学生物学教室講師を経て1993年に渡米。ニューヨークのロックフェラー大学でポストドクトラルフェローとしてヒトや動物の遺伝子転写調節機構の研究を行った。1998年より米国のNeurogen社(コネチカット州)、2002年からMillennium Pharmaceuticals社 (現武田製薬配下、マサチューセッツ州)を経て、2006年にはニュージャージー州のsanofi avenges (現sanofi)社等、グローバルでメトリックな製薬会社のR&Dで分子薬理学的方法論を用いた様々なタイプの新薬研究と開発に貢献した。2010年からはコンサルタントとして独立し、グローバル製薬会社及び日米のアカデミック機関での研究経験を生かして、バイオテック及び製薬関連、及びファンクショナルフード関連等のグローバルな研究開発及びそれに関わるビジネスやマーケティングコンサルタントとして調査やプロジェクトマネージャー等、また関連分野の知財保護関連のプロジェクトのサポートを行っている。

さつき会アメリカは女子東大卒業生を主な対象とする同窓会でニューヨーク、ボストン、ワシントンDC、シカゴ、西海岸に支部があり、会員数約100名。

注:両氏の経歴は、いただいたものをそのまま掲載してあります。

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